H4CBDは、CBDとCBNの利点を兼ね備えていると言われている、海外で最近注目されている合成カンナビノイドです。H4CBDはCBDのようなリラックス効果があると報告されています。
本記事ではH4CBDとCBDの違い、効果・体感まで詳しく解説しているので参考にしてみてください。

H4CBDとは?

H4CBD(ヘキサヒドロカンナビジオール)は、CBD分子に4つの水素原子を追加することによって作成される合成カンナビノイドです。
H4CBDとは、海外でも最近登場した最新のカンナビノイドで、現在注目が集まっています。
この過程は植物油をマーガリンにする工程と、とても似ています。以下では、H4CBDの最新情報を解説していくのでご覧ください。
H4CBDはCBDよりも100倍強力?
H4CBDはCBDよりも約100倍強力なCB1受容体に対する結合親和性を持っていると報告されています。
しかし、H4CBDはTHCよりも中毒性がかなり弱いにも関わらず、高揚とリラックス効果は中々強いです。
つまり、H4CBDがCBDよりも100倍強力なわけではなく、CB1受容体に対する結合親和性が100倍であるため、100倍強力なのかは定かではないと言えます。
H4CBDが発見されたのはいつ?
H4CBDは、数十種類のカンナビノイドの識別と、数十種類以上の合成を担当する大麻研究者のトッドグループによって1940年に発見されました。
H4CBDが発見された初期の頃は、金属合金でCBDを触媒することによってH4CBDを製造していました。
ですが現在は、CBD分子に水素原子を追加する完全水素化によって安全に作られています。
H4CBDの効果は?

H4CBDの効果としては、CBGに似た鎮痛効果や抗炎症作用、そしてCBNより強いリラックス効果が挙げられます。
マウスの実験では、U87細胞にH4CBDを投与したところ48時間で腫瘍が減少したことが報告されています。
よって、THCH・THCOのような強い効果でキマるというよりは、CBDのようなリラックス効果が強めと言えるでしょう。
H4CBDの危険性や副作用は?

H4CBDの危険性や、副作用については十分な研究がまだされていないため、副作用は確認されていません。
しかし基本的には、他のカンナビノイド製品と似たような副作用があると予想されており、目が乾燥したり、口が渇いたりといった副作用があると考えられています。
著しい過剰摂取をしなければ、危険な副作用はないでしょう。
H4CBDとCBDの違いとは?

H4CBDとCBDの違いは、結論から述べると分子構造であり、成分が自然に存在するか、しないかです。
CBDは麻と大麻植物の両方に見られるカンナビノイドですが、H4CBDは天然には存在せず、CBDから合成する必要があります。
H4CBDは人の手によって水素分子を4つCBDに化合させることで合成され、CBDは麻植物に天然由来として存在しています。
H4CBDの体感は?
H4CBDの体感については、THCHやTHCOなどの体感に比べると、H4CBDの体感は少し弱く感じられるでしょう。
H4CBDは、CBDとCBNの利点を兼ね備えているといわれており、THCOやTHCOのように強力な効果は期待しづらいと言えます。
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H4CBDのレビュー、おすすめリキッド

H4CBDの成分を主に使っている、リラックスに適したリキッドを1つこちらでは紹介します。
“Have a Good Dream”
新製品のため、レビュー・口コミは見つけられませんでしたが、随時更新していきます。
H4CBDに関するFAQ

1,H4CBDは合成カンナビノイドか?
H4CBDは合成カンナビノイドです。麻や大麻植物に見られる天然のカンナビノイドではなく、大麻植物に含まれるCBDから合成する必要があります。
2,H4CBDはハイになれる?
H4CBDを摂取するとハイになれるのかというと、明確にハイになれるとは言えないかもしれません。
THCに比較すると、H4CBDの効果は軽度から中度と言われており、中毒性もとても低いです。
しかしTHCよりも依存性が低く、CBDよりも効果があるというハイブリッドな側面があるため、非常にバランスの良い成分だと言えます。
3,H4CBDは違法?
H4CBDは現状、日本では違法ではありません。
簡単にいうと、CBDを水素化させたものがH4CBDです。CBD由来のものなのでCBDが違法にならない限り、違法になるとは考えづらいと思います。
