CRDとは、Crystal Resistant Distillateの略称であり、高度に精製された独自の蒸留物であるカンナビノイドの原料です。CRD は、無添加で流動性のある液体のままになるように開発されています。
本記事では、CRD(Crystal Resistant Distillate)について詳しく解説していきます。

CRDとは?どんな成分??

CRDとは、結晶化しない高度に精製された蒸留物であり、カンナビノイドの原料となっている耐結晶性蒸留物のことをいいます。
CRDは、無添加の自然な形で流動性のある液体のままになるように開発されています。
CRDはどのように使用されている?

CRDはリキッドが結晶化してしまうのを防止するために使われています。
カンナビノイド濃度が高い製品ほど結晶化しやすく、そのためこれらの結晶化を防ぐためにTHCHやCBDのリキッド製品に合成されることが多いです。
リキッドが結晶化しても加熱すれば再び液体になります。しかし、CRDのおかげで液体の状態を保つことができるので、見栄えも良く吸いやすいというメリットがあります。
CRDのメリット

CRDのメリットは結晶化しないことを始め、3つあります。
CRDを配合すれば、多くのメリットを期待することが可能です。
CRDのメリット
①結晶化しない
②体感をナチュラルに近くする
③他の原料と調合しやすい
①結晶化しない
CRDの1番のメリットは何よりも結晶化しないことです。
リキッドが結晶化してしまうと、少し手間がかかる上、液体が均一ではなくなるため、吸い込みづらくなったり、風味に偏りが出てしまったりと弊害が多いです。
しかしCRDを調合すれば、添加物不使用でも結晶化の問題を解決することが可能です。
②体感をナチュラルに近くする

前述した通り、CRDは結晶化を防いでくれるため、ナチュラルな風味を感じることができ、より質の高い効果の増大を促進します。
なおCRDは無添加なので、化学的に配合されたケミカルっぽさはなく、ナチュラルな体感を実現することが可能です。
③他の原料と調合しやすい
CRDはサラサラしているのが特徴であるため、他のカンナビノイド原料や、テルペンなどと調合しやすいです。
そのため、様々なカンナビノイド製品の結晶化を防止し、より質の高い体感を手助けしてくれることが期待されています。
CRDのおすすめリキッド

LEMON CAKE
CRDが日本に入ってきたのはいつ?

CRDが日本に流入したのは約1年前と言われています。
以前は「結晶化しないディストレート」と呼ばれていましたが、2022年6月ごろからCRDが国内でも販売され始めたため、注目を浴びているようです。
ディストレートとは「蒸留」のことで、液体の物質を沸騰させて気体にした後に、もう一度液体に戻して成分を取り出す製法のことを指します。
CRDは様々カンナビノイド製品の手助けをしてくれる万能品

CRDをカンナビノイド製品に調合することで、リキッドの結晶化を防止することが可能です。
リキッドを再び液体にする手間を省くだけでなく、風味をナチュラルに近づける効果もあり、これからのカンナビノイドリキッドには必須の成分と言っても良いでしょう。
CRDに関するFAQ
CRDとは何ですか?
CRDとはCrystal Resistant Distillateの略称であり、直訳すると耐結晶化ディストレートのことを言います。
CRDはCBDやCBNといった成分ではなく、あくまで結晶化しない原料のことです。
CRDの耐結晶化とは?
CRDの耐結晶化とは、ベイプリキッドの中身が結晶化してしまうのを防ぐ性質です。
CRDは結晶化しないディストレート(蒸留)によって精製されます。
CRDはどのように使用されている?
CRDは、他のカンナビノイドのリキッド製品の結晶化を防ぐために使用されています。
カンナビノイド濃度が高い製品ほど結晶化しやすいため、結晶化を防ぐために必須の原料として今後期待されるでしょう。
CRDはいつ日本に流入した?
CRDは約1年前の2022年に日本に流入されたと言われています。
CRDとCBDの違いは?
CBDはカンナビノイド成分のことで、CRDは別で、あくまで結晶化しない原料です。
特に目立った効果などは期待されていません。
